「ペアローン」「収入合算」「単独ローン」のメリット・デメリット
投稿日:2026.03.13
マイホームを検討する際、多くの方が利用するのが住宅ローンです。特に共働き世帯が増えている現在、「夫婦でローンをどう組むか」は重要なポイントになっています。
住宅ローンの組み方には大きく分けて
・ペアローン
・収入合算
・単独ローン
という3つの方法があります。それぞれ特徴やメリット・デメリットがあるため、家族のライフプランに合った方法を選ぶことが大切です。今回は夫婦と子ども2人の4人家族を想定しながら、それぞれの住宅ローンの仕組みを解説します。
ペアローンとは?
ペアローンとは、夫婦それぞれが住宅ローンを契約する方法です。例えば、4,000万円の住宅を購入する場合、夫が2,500万円、妻が1,500万円といった形でそれぞれローンを組みます。
メリット
①借入額を増やしやすい
夫婦それぞれの収入で審査を受けるため、借入可能額が増えやすくなります。そのため、
・希望エリアに家を建てられる
・住宅のグレードを上げられる
といったケースもあります。
②住宅ローン控除を夫婦で受けられる
ペアローンでは、それぞれが住宅ローン控除の対象になります。夫婦共働きの場合は、税制面でメリットが大きくなることがあります。
デメリット
①手数料が2本分かかる
住宅ローン契約が2つになるため、
・事務手数料
・保証料
・登記費用
などがそれぞれ発生します。
②どちらかに収入変化があると負担が残る
例えば、出産や転職などで収入が減った場合でも、それぞれのローン返済は続きます。
また、どちらかに万が一のことがあった場合、団体信用生命保険でその人のローンは完済されますが、もう一方のローンは残るという点にも注意が必要です。
収入合算とは?
収入合算とは、主な契約者(主債務者)の収入に、配偶者の収入を合算して住宅ローン審査を受ける方法です。
この場合、住宅ローン契約自体は基本的に1本になります。
メリット
①借入可能額を増やせる
単独ローンよりも審査上の年収が増えるため、借入可能額が増えるケースがあります。
②ローン契約は1本で済む
ペアローンと違い、契約は1つなので手数料などの費用を抑えることができます。
デメリット
①住宅ローン控除が片方のみになる場合が多い
契約者が一人の場合、住宅ローン控除も主債務者のみになるケースが多く、ペアローンより税制メリットが小さくなることがあります。
②団信の対象が主債務者のみ
万が一のことがあった場合、団体信用生命保険で住宅ローンが完済されるのは主債務者のみです。
もし収入合算者(配偶者)に万が一のことがあった場合は、住宅ローンはそのまま残ることになります。
単独ローン
単独ローンは、夫婦のどちらか一人の収入のみで住宅ローンを組む方法です。
メリット
①ローンの仕組みがシンプル
契約者が一人のため、住宅ローンの管理がシンプルです。手続きや契約も比較的分かりやすくなります。
②将来の働き方に柔軟
出産や育児などで一時的に働き方が変わる可能性がある家庭では、単独ローンの方が家計の計画を立てやすい場合があります。
デメリット
①借入可能額が少なくなることがある
一人の収入だけで審査を受けるため、希望する借入額に届かない場合があります。
②住宅ローン控除は一人分
税制メリットはペアローンより小さくなる可能性があります。
どの住宅ローンが正解?
住宅ローンの組み方には、それぞれメリットとデメリットがあります。
例えば、
ペアローンが向く家庭
・共働きが長く続く予定
・借入額を増やしたい
・住宅ローン控除を最大限活用したい
収入合算が向く家庭
・借入額を少し増やしたい
・手数料は抑えたい
単独ローンが向く家庭
・将来働き方が変わる可能性がある
・家計管理をシンプルにしたい
といったように、家族のライフプランによって適した方法は変わります。
家づくりは「住宅ローンの組み方」で大きく変わる
住宅購入では、建物や間取りに目が向きがちですが、実は
住宅ローンの組み方によって家計の負担は大きく変わります。
例えば、
・将来の働き方
・出産や育児
・教育費
・老後資金
などを踏まえて住宅ローンを考えることがとても重要です。
家づくり相談では資金計画から考えます
住宅購入では、
「いくら借りられるか」ではなく
「いくらなら安心して返せるか」
を考えることが大切です。
家づくり相談では
・ペアローン
・収入合算
・単独ローン
それぞれの特徴を踏まえながら、ご家族のライフプランに合った住宅ローンの考え方をご提案しています。
「自分たちにはどの住宅ローンが合うの?」
「将来の家計を考えるとどれが安心?」
「住宅ローン金利について知りたい」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。家づくりを安心して進めるための資金計画を、一緒に考えていきましょう。